誕生のインファンティア : 生まれてきた不思議、死んでゆく不思議、生まれてこなかった不思議
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書誌事項
誕生のインファンティア : 生まれてきた不思議、死んでゆく不思議、生まれてこなかった不思議
みすず書房, 2015.4
- タイトル別名
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誕生のインファンティア : 生まれてきた不思議死んでゆく不思議生まれてこなかった不思議
- タイトル読み
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タンジョウ ノ インファンティア : ウマレテ キタ フシギ シンデ ユク フシギ ウマレテ コナカッタ フシギ
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内容説明・目次
内容説明
言葉によって写し取ることのできない「在ること」の不思議が子どもの内に現れてくる瞬間。子どもの頃の記憶を蘇らせ、存在と非在、不生の神秘にやわらかに近づく。
目次
- プロローグ 誕生の不思議
- 1 死の不思議から誕生の不思議へ(子どもの頃、死をどう感じていたか—子どもの頃の「死のイメージ」;本当は兄弟がいた—夭折した姉妹・生まれてこなかった兄弟)
- 2 赤ちゃんはどこから来たか—誕生の謎(お母さんのおなかと赤ちゃん—赤ちゃんは出てきたのか、運ばれてきたのか、拾われてきたのか;「僕は卵を産んだことがある」—少年ハンス(フロイト);生まれる前、僕はどこにいたの(M・クライン);精子と卵子の結合という「知識」—知りたいけど知りたくない)
- 3 なぜ私を生んだのか—自分の出生・出生の偶然(出自とアイデンティティ—本当の父親ではなかった;未生怨—なぜ私を生んだのか;被投性と偶然性—気がついた時には、もう、いた;出生性—始まりと感謝)
- 4 生まれてこないということ—不生・未出現・潜勢力(ファラーチ『生まれなかった子への手紙』;「対象a」—『生まれなかった子どもへの手紙』を読む視点(1);「未出現」—『生まれなかった子どもへの手紙』を読む視点(2);「生まれてこない」という存在の仕方—「不生」(盤珪弾師)と「潜勢力」(アガンベン))
- エピローグ 自分が生まれてこないこともありえた—「自分がいる」ということ
「BOOKデータベース」 より