国際教育開発の研究射程 : 「持続可能な社会」のための比較教育学の最前線

書誌事項

国際教育開発の研究射程 : 「持続可能な社会」のための比較教育学の最前線

北村友人著

東信堂, 2015.5

タイトル別名

The scope of international educational development studies

国際教育開発の研究射程 : 持続可能な社会のための比較教育学の最前線

タイトル読み

コクサイ キョウイク カイハツ ノ ケンキュウ シャテイ : 「ジゾク カノウナ シャカイ」 ノ タメ ノ ヒカク キョウイクガク ノ サイゼンセン

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注記

参考文献: p207-222

内容説明・目次

内容説明

援助国による被援助国への先進国モデルの移入から、各国文化の独自性認識のうえ両者が共に学びあう「協働」が導く開発へ—比較教育学における研究深化と相まって、いま転換しつつある国際教育協力による社会開発目標は、政府等によって推進される「万人のための教育」と、自律的個人の協力が必要な「持続可能な開発」との総合だ。そのために不可欠な地球的視野を持つ市民の育成をめざす「市民性の教育」を大きくクローズアップ。最新の理論と方法の包括的研究。

目次

  • 第1部 国際教育開発研究の理論的検討—比較教育学の視点から(政策科学としての比較教育学—国際教育開発研究における方法論の展開;比較教育学における開発研究の位置づけ;途上国における能力開発と教育の役割—高等教育の国際協力を中心に;途上国における教育政策評価と教育指標の活用;途上国の教育開発とジェンダー)
  • 第2部 持続可能な社会を実現するための「市民性の教育」(持続可能な開発のための教育(ESD)における「市民性の教育」;EFAとESDの相互補完的な関係—カンボジアにおける「市民性の教育」の事例;平和構築のための国際教育協力に関する概念的考察—「権利としての教育」を考える;国際協力リテラシーとグローバルな情報ガバナンス—東日本大震災の経験と防災教育のあり方;日本の教育改革と新自由主義—教育格差の拡大と市民性教育の可能性)

「BOOKデータベース」 より

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