見えないこと : 相互主体性理論の諸段階について
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書誌事項
見えないこと : 相互主体性理論の諸段階について
(叢書・ウニベルシタス, 1025)
法政大学出版局, 2015.5
- タイトル別名
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Unsichtbarkeit : Stationen einer Theorie der Intersubjektivität
見えないこと : 相互主体性理論の諸段階について
- タイトル読み
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ミエナイ コト : ソウゴ シュタイセイ リロン ノ ショダンカイ ニツイテ
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注記
原著 (Suhrkamp, 2003) の全訳
参考文献: p250-251
その他の訳者: 日暮雅夫, 水上英徳
内容説明・目次
内容説明
その人が「見えない」とはいったいどういうことなのか—社会的には見えないことになっている人、しかし、確かに実在するその人を、われわれが「見て見ぬふりをする」のはなぜか。主体を公的に認められた人とするには、その人を認知するだけでは不十分である。認識から承認へ。相互主体性と対象関係におけるアイデンティティの問題へ。“承認論”の第一人者による、いま、もっともアクチュアルな問題提起
目次
- 第1章 見えないこと—「承認」の道徳的エピステモロジー
- 第2章 相互主体性の超越論的必然性—フィヒテの自然法論文における第二定理について
- 第3章 第三者の破壊的な力について—ガダマーと、ハイデガーの相互主体性理論
- 第4章 認識と承認—サルトルの相互主体性の理論について
- 第5章 解釈学とヘーゲリアニズムのあいだ—ジョン・マクダウェルと道徳的実在論の挑戦
- 第6章 対象関係論とポストモダン・アイデンティティ—精神分析は時代遅れだという思い違いについて
「BOOKデータベース」 より