自殺をケアするということ : 「弱さ」へのまなざしからみえるもの

書誌事項

自殺をケアするということ : 「弱さ」へのまなざしからみえるもの

木原活信, 引土絵未編著

(新・Minerva福祉ライブラリー, 24)

ミネルヴァ書房, 2015.6

タイトル別名

自殺をケアするということ : 弱さへのまなざしからみえるもの

タイトル読み

ジサツ オ ケア スル トイウ コト : 「ヨワサ」エノ マナザシ カラ ミエル モノ

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注記

引用文献, 参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

近年日本では、世界の中でも自殺率の高い状態が定着しつつあり、社会問題となっている。そのような時代の中にあって、自殺問題とどのように向き合っていけばよいのか。本書では、遺族や自殺予防の臨床現場で働く専門職、スピリチュアリティといった様々な視点から、自殺問題を取り巻く「弱さ」に目を向ける。それぞれが抱く「弱さ」をみつめ、自殺予防も含めた「ケア」について、各分野の研究者がそれぞれの立場から迫る、画期的な一冊。

目次

  • 第1部 自死遺族当事者と「弱さ」へのまなざし(父を自殺で亡くして—「普通の家族」を手放し、「弱さ」を受け入れるまで;グリーフを抱えて生きる—「弱さ」を出せる「強さ」)
  • 第2部 自死遺族が抱える「弱さ」へのまなざし(多重喪失体験からみた「強さ」と「弱さ」;自死遺族にふりかかる困難と支援上の留意点)
  • 第3部 自殺に向き合う援助者と「弱さ」へのまなざし(自殺に向き合うソーシャルワーク;援助者が自殺で患者を喪うということ ほか)
  • 第4部 社会における「弱さ」へのまなざし(大学生の自殺にみる「弱さ」と「強さ」;「アルコールとうつ・自殺 死のトライアングル」にみる「語り」)
  • 第5部 スピリチュアリティと「弱さ」へのまなざし(スピリチュアルペインと創造的弱さ;キリスト教にみる自殺予防対策の可能性)

「BOOKデータベース」 より

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