宗教を再考する : 中東を要に、東西へ
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宗教を再考する : 中東を要に、東西へ
勁草書房, 2015.6
- タイトル別名
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宗教を再考する : 中東を要に東西へ
- タイトル読み
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シュウキョウ オ サイコウ スル : チュウトウ オ カナメ ニ、トウザイ エ
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注記
主要参考文献: p163-167
内容説明・目次
内容説明
西洋と東洋の間に位置し、文明発祥の地である中東(メソポタミア)。そこで誕生したシリア宗教は、先行するユダヤ教から思惟方法を受けつぎ、西洋のキリスト教と信仰対象を共有し、同地域のイスラム教の民族、言語、文化を超えた普遍的一神教文明の先駆となった。本書はこのシリア宗教を中心に、これらがシルクロードを通じて東へ伝わり、中央アジアやインドを経て接触した中国の宗教や仏教、さらに日本の宗教などとの、比較宗教的な広がりを追求しつつ、現代社会における多宗教共生の可能性を探る。
目次
- 序章(今、なぜ宗教再考か;要としての中東;宗教と言語文化)
- 第1章 人間、身体、宇宙(宗教と世俗;自然と身体;死と生;情と意;神人共働論)
- 第2章 神、知、関係(神理解の可能性;内在と超越;形象と言語;発見法;段階論)
- 第3章 世界、歴史、文化(新霊性文化と日本宗教;世界宗教と地域宗教;救済宗教の東西;一神教と多神教の間;多宗教共生への道)
- 終章(前近代の世界観と脱魔術化;近代の自己と他者;現代思想における宗教の意義)
「BOOKデータベース」 より