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敗戦後論

加藤典洋著

(ちくま学芸文庫, [カ38-1])

筑摩書房, 2015.7

タイトル読み

ハイセンゴロン

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注記

1997年8月講談社刊行, 2005年12月ちくま文庫で再刊

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

戦後の日本人は、なぜ先の大戦の死者をうまく弔えないのか。なにゆえ今も、アジアへの謝罪をきちんと済ませられないのか。なぜ私たちは、占領軍に押しつけられた憲法を「よい憲法」だと感じるのか。このような敗戦の「ねじれ」の前に、いま、立ちどまろう。そうでなければけっしてその先には行けない—。新しい大戦の死者の弔い方、憲法の「選び直し」など、ラディカルな問題提起により大論争を巻き起こした本書は、そこでの警告がことごとく現実となったいま、喫緊の戦後問題を考える上で不可欠の一冊となった。内田樹・伊東祐吏の両氏による充実の解説2本を付し、ここに再刊する。

目次

  • 敗戦後論(戦後の起源;ねじれと隠蔽;分裂の諸相;よごれ—大岡昇平を想起する)
  • 戦後後論(太宰治と戦後;文学とは何か;戦後以後)
  • 語り口の問題

「BOOKデータベース」 より

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