アメリカのジレンマ : 実験国家はどこへゆくのか
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アメリカのジレンマ : 実験国家はどこへゆくのか
(NHK出版新書, 464)
NHK出版, 2015.7
- タイトル読み
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アメリカ ノ ジレンマ : ジッケン コッカ ワ ドコ エ ユク ノカ
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内容説明・目次
内容説明
「貧困大国」「格差大国」等、アメリカをめぐる言説はどこまで的を射ているのか。これからの外交政策、日米関係はどうなるのか。そしてオバマはどんな歴史を紡ごうとしているのか。戦後70年を機に、アメリカ研究のトップランナーが、「歴史認識」「政治」「社会」「外交」からアメリカ社会が抱えるジレンマもろとも、その実相とダイナミズムを鮮やかに描き出す。
目次
- 第1章 アメリカの「歴史認識」—日本像から見る(不可解な日本の「保守」;なぜ右派が警戒されるのか;更新される「歴史認識」;「ディスカウント・ジャパン」への反応)
- 第2章 アメリカの「戦後」—保守とリベラルの相克(「自由社会の盟主」はいかにつくられたか;「黄金の五〇年代」を起点とするアメリカ現代史)
- 第3章 戦後社会の変質—自由大国のジレンマ(「個人化」する社会;保守化する経済、拡大する格差;超資本主義化する政治;新自由主義的「自治」の加速;社会のリベラル化)
- 第4章 オバマ外交の現実—「世界の警察官」からの退却(アメリカ再建への要請;アジアへの「リバランス」;転機を迎える日米関係;中東をめぐる混迷)
- 第5章 「アメリカの世紀」は終わったのか—親米/反米を超えて(アメリカ衰退論を検証する;アメリカの自画像;アメリカへのまなざし)
「BOOKデータベース」 より