希土類の化学 : 量子論・熱力学・地球科学

書誌事項

希土類の化学 : 量子論・熱力学・地球科学

川邊岩夫著

名古屋大学出版会, 2015.8

タイトル別名

Lanthanide chemistry

希土類の化学 : 量子論熱力学地球科学

タイトル読み

キドルイ ノ カガク : リョウシロン・ネツ リキガク・チキュウ カガク

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注記

文献一覧: p421-431

内容説明・目次

内容説明

ミクロとマクロの共通原理を初めて体系的・定量的に記述。分光学と熱力学をつなぐ化学的基盤を、基礎事項も含めて丁寧に解説。レアアースを統一的に把握し、理解を一新する必読の書。

目次

  • 希土類元素、ランタニド、ランタノイドと周期表
  • 第1部 希土類元素の量子化学(3価ランタニド・イオンの基底LS項とJレベル;開殻電子配置(nl)qを持つ原子・イオン系列のイオン化エネルギー;(np)q電子配置におけるLS多重項のエネルギー準位;多重項理論と(nl)q電子配置の原子・イオンのイオン化エネルギー;イオン化エネルギーとランタニド・スペクトル)
  • 第2部 Jorgensen理論の再検討(refined spin‐pairing energy theoryの問題点;ランタニド四組効果とJorgensenの理論式;改良したrefined spin‐pairing energy theoryとその応用;Ln金属のX線光電子スペクトルと逆光電子スペクトル)
  • 第3部 Ln2O3とLnF3の結晶に見る四組効果(ランタニド(III)イオン半径の四組効果;LnF3系列の結晶構造と格子エネルギー;LnO1.5とLnF3の熱力学量が反映する電子雲拡大効果)
  • 第4部 熱力学量が示す系列内構造変化と四組効果(Ln(III)化合物・錯体系列の構造変化と四組効果;Ln3+イオンの水和エンタルピーと水和エントロピー;熱力学量の四組効果から求めた電子雲拡大系列;Ln(III)化合物とLn金属の融解:その熱力学量の四組効果)
  • 第5部 地球化学における四組効果(海洋と海洋性堆積岩における希土類元素;火成作用における希土類元素と四組効果)
  • 希土類元素の化学・地球化学の原理

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB19248523
  • ISBN
    • 9784815808143
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    名古屋
  • ページ数/冊数
    ix, 436p
  • 大きさ
    27cm
  • 分類
  • 件名
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