社会科学としての日本外交研究 : 理論と歴史の統合をめざして
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社会科学としての日本外交研究 : 理論と歴史の統合をめざして
(国際政治・日本外交叢書, 18)
ミネルヴァ書房, 2015.9
- タイトル別名
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社会科学としての日本外交研究 : 理論と歴史の統合をめざして
- タイトル読み
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シャカイ カガク トシテノ ニホン ガイコウ ケンキュウ : リロン ト レキシ ノ トウゴウ オ メザシテ
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注記
著者「川崎剛」の「崎」は「山竒」の置き換え
巻末資料: 1. 防衛力整備計画の歴史的変遷, 2. 防衛計画の大綱
人名索引: 巻末p1-2
事項索引: 巻末p3-4
理論用語索引: 巻末p5-6
内容説明・目次
内容説明
日本において、これまで国際政治理論研究と日本外交史研究は潜在的な緊張関係にあった。こうした理論と実証の対立を乗り越え、日本外交研究がさらなる発展を遂げ、同時に世界レベルで展開する国際政治学の発展に貢献していく道筋を示すことが現在強く求められている。本書ではそのための鍵となる社会科学方法論を解説したうえで、両者を統合する「日本外交の理論的研究」の姿をケーススタディを行いながら描き出す。
目次
- 理論と実証の対立から統合へ
- 第1部 分析枠組み—理論的研究の構造と特質(理論的研究の要請;定性的分析の方法)
- 第2部 国際政治理論を使った日本外交研究(マルチラテラリズム概念と初期ARF外交;ポストクラシカル・リアリズムと吉田路線;「脅威の均衡」説と近代日本の同盟締結)
- 第3部 国際政治理論のための日本外交研究(「現実主義対構成主義」論争の概略;「防衛計画の大綱」の分析)
- 日本外交の理論的研究の展望
「BOOKデータベース」 より