福沢諭吉の朝鮮 : 日朝清関係のなかの「脱亜」

書誌事項

福沢諭吉の朝鮮 : 日朝清関係のなかの「脱亜」

月脚達彦著

(講談社選書メチエ, 610)

講談社, 2015.10

タイトル別名

福沢諭吉の朝鮮 : 日朝清関係のなかの「脱亜」

福沢諭吉の朝鮮 : 日朝清関係のなかの脱亜

タイトル読み

フクザワ ユキチ ノ チョウセン : ニッチョウシン カンケイ ノ ナカ ノ「ダツア」

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注記

年表: p292-296

内容説明・目次

内容説明

「転向者」福沢の思想/情念、「アジア主義」の本質的矛盾、挫折する「リベラルな帝国主義」…。『時事新報』での言説と朝鮮開化派との個人的関係から、真実の福沢諭吉像と現代日本の東アジア関係との連続性を提示する。

目次

  • 序章 福沢諭吉の朝鮮論をどう読むか(福沢諭吉の朝鮮との出会い;福沢の「アジア盟主論」;「アジア主義」の成立と福沢諭吉;社説「脱亜論」の内容;「状況的発言」としての社説「脱亜論」;本書の目的と構成)
  • 第1章 「朝鮮改造論」から「脱亜論」へ(壬午軍乱以前の朝鮮「独立」論;壬午軍乱と朝鮮「独立」論の変容;「朝鮮改造論」の再展開とその放棄)
  • 第2章 ロシアの脅威と「朝鮮改造論」の放棄(イギリスの巨文島占領と「朝鮮改造論」の放棄;巨文島事件による中国評価の転換;沈黙期の朝鮮関係社説)
  • 第3章 「世界文明の立場」からの「朝鮮改造論」(朝鮮開化派の動向と金玉均の暗殺;日清戦争時の「朝鮮改造論」;甲午改革と「朝鮮改造論」の展開)
  • 終章 福沢諭吉の挫折としての朝鮮問題(『福翁自伝』における朝鮮;「義侠心」と「文明主義」の破綻;「義侠心」と「脱亜」の行方)

「BOOKデータベース」 より

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