つくられた縄文時代 : 日本文化の原像を探る
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書誌事項
つくられた縄文時代 : 日本文化の原像を探る
(新潮選書)
新潮社, 2015.11
- タイトル読み
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ツクラレタ ジョウモン ジダイ : ニホン ブンカ ノ ゲンゾウ オ サグル
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注記
引用・参考文献: p240-253
内容説明・目次
内容説明
「狩猟・採集し、貧しくとも平等に集落生活を営む日本人の起源」—学校ではそう教わったはず。だが本当は、戦後、唯物史観により政治的に作られた歴史概念だった?…。曖昧で多様な時間的・空間的な範囲、階層性を伴う社会構造、さらには独自の死生観、精神文化まで、最新の考古学的研究から見えてくるユニークな「縄文」真の姿。
目次
- 第1章 縄文時代はどのように語られてきたのか(縄文時代の成り立ち;モースの石器時代論 ほか)
- 第2章 ユートピアとしての時代と階層化した社会のある時代(近年の教科書における記述;一九七〇年代から八〇年代前半における研究 ほか)
- 第3章 縄文時代・文化をめぐる諸問題—時空間的範囲(これまでにおける縄文時代の概要;縄文時代のはじまり ほか)
- 第4章 縄文のキーワード—定住・人口密度・社会複雑化(定住生活とはなにか;民族考古学の知見 ほか)
- 第5章 縄文時代の死生観(埋葬をおこなう動物、ヒト;多様かつ複雑な葬法 ほか)
「BOOKデータベース」 より