東京大学第二工学部 : なぜ、9年間で消えたのか

書誌事項

東京大学第二工学部 : なぜ、9年間で消えたのか

中野明 [著]

(祥伝社新書, 448)

祥伝社, 2015.12

タイトル別名

東京大学第二工学部 : なぜ9年間で消えたのか

タイトル読み

トウキョウ ダイガク ダイニ コウガクブ : ナゼ 9ネンカン デ キエタ ノカ

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注記

参考文献: p207-212

内容説明・目次

内容説明

かつて、東京大学に第二工学部(略称・二工)が存在した。戦時中の一九四二年四月一日に開学し、一九五一年三月三十一日に閉学となった、わずか9年間の“幻の学部”である。そして、閉学から30年後の一九八〇年代、二工出身者が次々に著名企業のトップや重役に名を連ねた。日立製作所、三井造船、三菱電機、ソニー、富士通、日産自動車、マツダ、鹿島建設、三菱商事…。多くの人材を輩出し、戦時中には最新兵器の開発に携わり、戦後は「戦犯学部」と蔑称された。その知られざる実態とともに、戦後日本経済の歩みを追う。

目次

  • 第1章 第二工学部設立の背景
  • 第2章 第二工学部の開学
  • 第3章 講義内容と学生生活
  • 第4章 戦時下の研究
  • 第5章 戦後の変化と閉学
  • 第6章 卒業生と戦後の日本経済

「BOOKデータベース」 より

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