ヘーゲルからニーチェへ : 十九世紀思想における革命的断絶

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ヘーゲルからニーチェへ : 十九世紀思想における革命的断絶

レーヴィット著 ; 三島憲一訳

(岩波文庫, 青(33)-693-2,3)

岩波書店, 2015.12-2016.2

タイトル別名

Von Hegel zu Nietzsche : der revolutionäre Bruch im Denken des neunzehnten Jahrhunderts

ヘーゲルからニーチェへ : 十九世紀思想における革命的断絶

十九世紀思想における革命的断絶

タイトル読み

ヘーゲル カラ ニーチェ エ : 19セイキ シソウ ニオケル カクメイテキ ダンゼツ

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注記

底本: Hamburg : Felix Meiner Verlag, 1995 (Philosophische Bibliothek. Bd. 480)

引用書誌: 上巻巻末p1-7

邦訳文献一覧: 上巻巻末p114-119, 下巻巻末p58-64

年表: 下巻巻末p65-66

内容説明・目次

巻冊次

上 ISBN 9784003369326

内容説明

ヘーゲルの絶対精神の哲学を変革し逆転させたマルクスとキルケゴール。歴史的思考を永遠への憧憬によって転覆させたニーチェ。本書は19世紀のドイツ精神史に関する古典的著作。上巻ではヘーゲルからニーチェにかけて歴史がどのように哲学的に理解され、ありうる未来に向けて捉えられているのかという問いをめぐる議論が展開される。

目次

  • 第1部 十九世紀における精神の歴史(ゲーテとヘーゲル)
  • 時代の精神的潮流の起源—ヘーゲルの精神の歴史哲学から見る(ヘーゲルにおける世界史と精神史の完成—歴史の終結;老年ヘーゲル派、青年ヘーゲル派、新ヘーゲル派;マルクスとキルケゴールの決断—ヘーゲル的媒介の解体)
  • 歴史的時間の哲学から永遠性の希求へ(われわれの時代および永遠性の哲学者ニーチェ;時代の精神と永遠性への問い)
巻冊次

下 ISBN 9784003369333

内容説明

下巻ではルソーおよびヘーゲルとともに登場した市民社会、労働、教養、人間性、キリスト教のあり方をめぐる問題が論じられる。ヘーゲル哲学における世界史的な対立項の宥和という楽観的な議論が、そこに潜んでいた両義性によって革命的な断絶を引き起こし、マルクスとキルケゴールの徹底的批判をよび、ニーチェの永遠性の哲学に至る。

目次

第2部 市民的=キリスト教的世界の歴史(市民社会の問題;労働の問題;教養の問題;人間性の問題;キリスト教の問題)

「BOOKデータベース」 より

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