苦悩とケアの人類学 : サファリングは創造性の源泉になりうるか?
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苦悩とケアの人類学 : サファリングは創造性の源泉になりうるか?
世界思想社, 2015.12
- タイトル別名
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Care suffering
苦悩とケアの人類学 : サファリングは創造性の源泉になりうるか
- タイトル読み
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クノウ ト ケア ノ ジンルイガク : サファリング ワ ソウゾウセイ ノ ゲンセン ニ ナリウルカ
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注記
引用・参照文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
生きる、老いる、病む、死ぬ—すべての人間の生に、サファリング(苦悩の経験)が伴っている。それを否定することなく、どう向き合い、生きぬくのか。国内外のフィールドから、苦悩の経験とケア実践のあり方を民族誌的に描き出す。
目次
- サファリングは創造性の源泉になりうるか?
- 第1部 不確実性が生み出す苦悩(「リスク」と「あいまいさ」を生きる身体—出生前検査をめぐる調査から;慢性の病いと“揺れ”—ある成人先天性心疾患者の生活史経験から;偶然と必然のあいだを生きる—苦境に関する一考察)
- 第2部 社会的苦悩とケア(遠い場所—カナダ先住民サーニッチにとってのアルコールとそのサファリングとケアとしての居留地;「耕されている場」でピアであり続けること—“浦河べてるの家”のピアサポートの活動から;人生を物語るということ—老いとともにあるハンセン病療養所入所者の生活史から)
- 第3部 看取りと死をめぐるケア(自宅での看取りとそのサファリングの諸相—サファリングの創造性と絆の継承の視点から;ラオス低地農村部の看取りの現場におけるケアの連鎖—子どもの現場への関わりに注目して;“何もしないケア”—タイ・エイズホスピス寺院における死の看取り;「おぎゃー」と「お金」の間—ケアにおける暴力性と創造性)
「BOOKデータベース」 より