美の考古学 : 古代人は何に魅せられてきたか

書誌事項

美の考古学 : 古代人は何に魅せられてきたか

松木武彦著

(新潮選書)

新潮社, 2016.1

タイトル読み

ビ ノ コウコガク : コダイジン ワ ナニ ニ ミセラレテ キタカ

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注記

年表: p [12]

参考文献: p211-213

内容説明・目次

内容説明

はるか60万年前の石斧に始まり、縄文・弥生土器、銅鐸、古墳に至るまで、人類の歴史は「美」の歴史でもあった。従来の考古学は物の機能や技術面ばかりを重視しがちだが、じつは「美」こそが、いにしえの人びとの在りかたを方向づけてきたのではないか。物に託された数と図形、色や質感などを切り口に、人の心の動きと社会の変遷とを重ね合わせる画期的論考。

目次

  • 第1章 人類は美とどうかかわってきたか(美の起源;美の発展と社会)
  • 第2章 形の美の変遷(土器の世界史;縄文と弥生の美)
  • 第3章 数と図形の美(物に託された数と図形;数からみる縄文土器;円と直線の誕生;モニュメントの形と様式)
  • 第4章 色と質感の考古学(人類史と彩り;縄文の知覚、弥生の知覚;質の美から量の美へ;彩られる景観)
  • 第5章 美の人類史と列島史(美と社会・経済;美から見なおす列島史;美の人類史を展望する)

「BOOKデータベース」 より

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