日本語を作った男 : 上田万年とその時代

書誌事項

日本語を作った男 : 上田万年とその時代

山口謠司著

集英社インターナショナル , 集英社 (発売), 2016.2

タイトル別名

上田万年とその時代

タイトル読み

ニホンゴ オ ツクッタ オトコ : ウエダ マンネン ト ソノ ジダイ

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注記

上田万年年譜: p524-548

参考文献: p549

内容説明・目次

内容説明

明治維新を迎え「江戸」が「東京」となった後も、それを「とうきやう」とか「とうけい」と様々に呼ぶ人がいた。明治にはまだ「日本語」はなかったのである。「日本語(標準語)」を作ることこそが国(国家という意識)を作ることである—近代言語学を初めて日本に導入すると同時に、標準語の制定や仮名遣いの統一などを通じて「近代日本語」の成立にきわめて大きな役割を果たした国語学者・上田万年とその時代を描く。

目次

  • 第1部 江戸から明治〜混迷する日本語(明治初期の日本語事情;万年の同世代人と教育制度;日本語をどう書くか;万年、学びのとき;本を、あまねく全国へ;言語が国を作る;落語と言文一致)
  • 第2部 万年の国語愛(日本語改良への第一歩;国語会議;文人たちの大論争;言文一致への道;教科書国定の困難;徴兵と日本語;緑雨の死と漱石の新しい文学;万年万歳 万年消沈;唱歌の誕生;万年のその後)

「BOOKデータベース」 より

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