カストロとフランコ : 冷戦期外交の舞台裏

書誌事項

カストロとフランコ : 冷戦期外交の舞台裏

細田晴子著

(ちくま新書, 1177)

筑摩書房, 2016.3

タイトル読み

カストロ ト フランコ : レイセンキ ガイコウ ノ ブタイウラ

大学図書館所蔵 件 / 139

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p240-250

内容説明・目次

内容説明

社会主義革命を成し遂げたキューバの英雄カストロ、スペイン人民戦線を打倒し長く独裁体制を敷いたフランコ。一見したところ正反対の両者には密かな、そして強いつながりがあった。強固な反米意識と愛国心、そしてスペイン・ガリシア地方にルーツを持つこの二人に注目してこそ、初めてキューバ革命以降のアメリカ・キューバ・スペイン間の複雑な外交関係が読み解けるのだ。未開拓の外交史料を駆使して、冷戦下の国際政治の舞台裏を明かし、危機を回避した二人の実像に迫る。

目次

  • 序章 三角関係—キューバ・スペイン・米国
  • 第1章 対比列伝—正反対に見える二人の共通項
  • 第2章 形容矛盾—革命前後のキューバとカストロ
  • 第3章 独立自尊—カストロ・キューバをめぐるスペインの独自外交
  • 第4章 遠交近攻—国際社会におけるキューバとスペイン
  • 第5章 大義名分—大義ある人々からプラグマティストへ
  • 第6章 世代交代—ポスト・フランコ=カストロ時代
  • 終章 万物流転—歴史に名を残すのは

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ