未完の中国 : 課題としての民主化

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未完の中国 : 課題としての民主化

加々美光行著

岩波書店, 2016.3

タイトル読み

ミカン ノ チュウゴク : カダイ トシテノ ミンシュカ

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内容説明・目次

内容説明

文革・天安門事件・少数民族問題…超大国化する隣国の過ぎ去らぬ惨劇を見据えて、見えてきた現実。著者三〇年にわたる現代中国論のエッセンス。

目次

  • 序章 高度化する近代化と行方を失った政治民主化
  • 第1章 過ぎ去らぬ過去—文化大革命(三つの世代を越えて見えて来るもの—紅衛兵世代、天安門世代、ポスト天安門世代にとっての文革;中国文化大革命の歴史的意味を問う)
  • 第2章 直視されない挫折—天安門事件(何が挫折したのか—中国・政治改革論者の提起したもの;「自己喪失」の彼方に—中国・改革派知識人の苦闘;天安門の渦潮—大潮流への遙かなる航行;自己回復の道を求めて—政治的無関心と革新)
  • 第3章 民族と自治—中国の周縁から(内蒙古モンゴル人の咆哮—文化人類学者ナリビリカが提起する「記憶の共同体」)
  • 終章 文革終焉時の時間と現代の時間

「BOOKデータベース」 より

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