映画と文学交響する想像力

書誌事項

映画と文学交響する想像力

中村三春編

森話社, 2016.3

タイトル別名

映画と文学 : 交響する想像力

タイトル読み

エイガ ト ブンガク コウキョウ スル ソウゾウリョク

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内容説明・目次

内容説明

メディアの協働・モードの交錯。映画はいつの時代も文学との協働によって活性化され、文学もまた映画との交流の中で変異を遂げてきた。川端康成原作などの“文芸映画”を中心に、アニメ、ミステリー、スリラーなどのジャンルも含め、映画と文学の多様な相関をとらえ直す。

目次

  • 1 ジャンルとメディアの形成(カリガリからドグラ・マグラへ;女性文芸映画というジャンル—その発端と終焉;アニメーションと絵本、児童雑誌の往来—一九五〇年前後における動向より;現代の恐怖、真実の二重化—一九六〇年前後のスリラー映画とその周辺)
  • 2 協働とメディア・ミックス(安部公房の残響—勅使河原宏『サマー・ソルジャー』試論;探偵とノスタルジアの視線—『獄門島』をめぐって;大江健三郎の映画観と小説—『臈たしアナベル・リイ—総毛立ちつ身まかりつ』論)
  • 3 川端康成の小説と映画—パリ国際ワークショップより(川端康成の文学と映画の特性—豊田四郎監督の『雪国』を中心として;「有りがたうさん」をめぐる追走劇;ふたつの『千羽鶴』—映画の宿命に抗して;「文芸アニメ」にとって“原作”とは何か—アニメ版『伊豆の踊子』の脚色;川端作品における映画性の特徴)

「BOOKデータベース」 より

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