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第二の産業分水嶺

マイケル・J・ピオリ, チャールズ・F・セーブル著 ; 山之内靖, 永易浩一, 菅山あつみ訳

(ちくま学芸文庫, [ヒ-16-1])

筑摩書房, 2016.4

タイトル別名

The second industrial divide : possibilities for prosperity

第二の産業分水嶺

タイトル読み

ダイニ ノ サンギョウ ブンスイレイ

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注記

1993年3月刊の文庫化

原著 (Basic Books, c1984) の翻訳

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

資本主義の根幹にあるのは、商品生産=産業である。ならばその構造的変動こそ、資本主義の実像を最も露わに映し出しているはずだ—。長らく成長を続けてきた世界経済は、20世紀後半になると次第に停滞の様相を呈していく。本書では、その根本原因を見定めるべく、ヨーロッパ各国、アメリカ、日本において産業構造がどのように形成され、変容していったのかを歴史的に比較検証していく。高度成長をもたらした生産体制が、いったいなぜ経済停滞の原因へと反転したのか。産業構造のダイナミクスという視点から、20世紀資本主義の興隆と挫折を描き出した記念碑的名著。

目次

  • 第1章 序論
  • 第2章 大量生産体制—宿命的かつ盲目的な選択
  • 第3章 巨大株式企業
  • 第4章 経済の安定化
  • 第5章 グローバルな視点・ミクロの視点
  • 第6章 保存された諸事例—アメリカ以外の諸国における大量生産体制とクラフト的生産体制
  • 第7章 大量生産体制の危機
  • 第8章 危機に対する企業の反応
  • 第9章 歴史、現実、および各国の戦略
  • 第10章 繁栄の条件—ケインズ主義の国際化と柔軟な専門化
  • 第11章 アメリカと柔軟な専門化

「BOOKデータベース」 より

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