『文藝春秋』の戦争 : 戦前期リベラリズムの帰趨

書誌事項

『文藝春秋』の戦争 : 戦前期リベラリズムの帰趨

鈴木貞美著

(筑摩選書, 0131)

筑摩書房, 2016.4

タイトル別名

『文藝春秋』とアジア太平洋戦争

文藝春秋の戦争 : 戦前期リベラリズムの帰趨

タイトル読み

ブンゲイ シュンジュウ ノ センソウ : センゼンキ リベラリズム ノ キスウ

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注記

「『文藝春秋』とアジア太平洋戦争」(武田ランダムハウスジャパン 2010年刊) の改題, 増訂

内容説明・目次

内容説明

一九二三(大正一二)年、『文藝春秋』は本文二八頁、定価一〇銭の薄いパンフレットのような体裁で創刊された。そして、瞬く間に新中間層を引きつけ、総合雑誌のトップに躍り出る。創刊以来、中道の立場をとっていたが、日中戦争の開始とともに「戦争」に深くコミットしていく。文壇、論壇の大御所となった菊池寛、その周辺に集まったリベラルな文化人たちは、ただ時代の空気に「迎合」し、呑み込まれてしまったのか。戦後民主主義の図式からは見えない「戦時言論」の深部を探り当てる。

目次

  • 第1章 菊池寛、人と思想
  • 第2章 菊池寛のエディター・シップ
  • 第3章 『文藝春秋』と日中戦争
  • 第4章 『文學界』グループの転向
  • 第5章 文春グループの「大東亜戦争」
  • 第6章 文春グループの戦後

「BOOKデータベース」 より

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