書誌事項

食魔谷崎潤一郎

坂本葵著

(新潮新書, 669)

新潮社, 2016.5

タイトル別名

食魔 : 谷崎潤一郎

タイトル読み

ショクマ タニザキ ジュンイチロウ

大学図書館所蔵 件 / 70

注記

主要参考文献: p236-238

内容説明・目次

内容説明

その食い意地こそが、最大の魅力。「料理は藝術。美食は思想」という哲学を生涯貫き、粋な江戸前料理からハイカラな洋食、京都の割烹、本場の中華まで、この世のうまいものを食べ尽くした谷崎潤一郎。「食魔」とも称された美食経験は数多の名作に昇華され、食を通して人間の業を描いた。「悪い女ほどよく食べる」「蒟蒻とサドマゾ」「東西味くらべ」など、斬新なアングルで新たな魅力を掘り起こす、かつてない谷崎潤一郎論!

目次

  • 第1章 谷崎文学と食の哲学(美食は芸術である;食の原風景 ほか)
  • 第2章 美食小説を読む(人間のクズたちがグルメを極める;なぜ他人の食卓が気になるのか ほか)
  • 第3章 料理百花繚乱(東西味くらべ;かくも美しき和食の世界 ほか)
  • 第4章 グロテスクな食い物たち(アンチ・グルメの美学;まずいもの ほか)
  • 第5章 谷崎潤一郎・食魔の生涯(味の原点、幼少期;一中、一高、帝大時代 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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