人間にとって健康とは何か
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人間にとって健康とは何か
(PHP新書, 1047)
PHP研究所, 2016.5
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ニンゲン ニ トッテ ケンコウ トワ ナニ カ
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注記
「健康は生成する」というタイトルで、雑誌『Voice』に2015年4月号から2016年3月号まで掲載された連載を、加筆修正してまとめたもの
内容説明・目次
内容説明
近年、医学界では健康の考え方にパラダイムシフトが起きている。病気の原因を探る「疾病生成論」から、健康の原因を探る「健康生成論」へ。そこで人間が「健康」であるとは、どういうことか。本書ではSOC(首尾一貫感覚)、レジリエンスなど最先端の概念を縦軸に、ヒトラーや日本軍、ひきこもりなど多彩な例を横軸にして、斬新な「健康論」が展開されていく。さらに著者は問う。なぜ「世界一幸福だ」とはいうが、「世界一健康だ」とは誰もいわないのか。その背後に潜む「健康と幸福のパラドクス」の謎も読了後には氷解し、目前には「健康と幸福」の新世界が広がっていることだろう。
目次
- 現代医学の大転換—「健康生成論」の時代
- 「心の健康」尺度の筆頭格・SOCとは?
- SOCの首尾一貫性、レジリエンスの柔軟性
- 「悪」のレジリエンスと日本のヤンキー文化
- なぜ日本文化のレジリエンスは高いのか
- レジリエントなシステム・三つの特徴
- 『失敗の本質』に学ぶレジリエントな組織
- 「ひきこもりシステム」のレジリエンス
- 混乱期には「病んだリーダー」が活躍する
- レジリエンスを高める「幸福の法則」
- ポジティブ心理学—幸福からウェルビーイングへ
- 「健康」と「幸福」の関係に潜むパラドクス
「BOOKデータベース」 より