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大乗とは何か

三枝充悳編

(ちくま学芸文庫, [サ36-1])

筑摩書房, 2016.5

タイトル読み

ダイジョウ トワ ナニカ

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注記

2001年6月法藏館刊行のものを文庫化し、誤りを訂正、ルビを追加したもの

シリーズ番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

幅広く衆生の救済を目指す大乗仏教運動は、西暦紀元前後にインドで胎動し始め、東アジアを覆うほどの伝播をなして今日に至る。「釈尊の初期仏教に立ち返れ」と説く般若経を先駆経典とし、その中心思想「空」はナーガールジュナ(龍樹)によって基礎づけられた。「大乗諸仏と私」「大乗の展開」「大乗の諸相」の三部からなる本書は、「菩薩」という言葉の来歴、空の考え方、経典成立の問題など、大乗の諸側面に迫った、仏教学の泰斗最後の論考集である。仏教入門としてもまたとない書。

目次

  • 1 大乗諸仏と私(観音・観世音の心;極楽浄土へ;経典をめぐって;ほとけたち)
  • 2 大乗の展開(世界思想における仏教;般若経—空の世界;般若波羅蜜をめぐって;禅を知るための序章)
  • 3 大乗の諸相(経の定義・成立・教理;ボサツ;ハラミツ、六ハラミツ;般若経の成立)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB21239343
  • ISBN
    • 9784480097316
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    362p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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