日本社会政策学の形成と展開

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日本社会政策学の形成と展開

相澤與一著

新日本出版社, 2016.4

タイトル読み

ニホン シャカイ セイサクガク ノ ケイセイ ト テンカイ

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内容説明・目次

内容説明

科学的社会主義の立場から社会政策学の歴史と発展を考察。

目次

  • 第1章 「国家独占資本主義社会政策論」の再考(主題と状況;服部英太郎の「社会政策の生産力説への一批判」への振り返り;「一批判」から「社会政策本質論争」への変換の「導因」について;「一批判」の歴史的限界;「福祉国家」への道;「国家独占資本主義社会政策論」の二つの道)
  • 第2章 明治時代の「社会政策学」と「大逆事件」、「恩賜財団済生会」および「工場法」(「大逆事件」と一体的な「恩賜財団済生会」と「工場法」の成立;工場立法政策と日本社会政策学会の形成;「貧民済生」勅諭と恩賜財団済生会の設立;社会政策主義と社会主義の対立)
  • 第3章 「大正デモクラシー」と「関東大震災」復興の社会政策論(大正デモクラシーの成立;「大正デモクラシー」形成の背景—社会問題と社会運動;わが国初の社会保険立法=「健康保険法」の成立;「治安維持法」と「普通選挙法」の成立;吉野作造の「民本主義」の普選論と福田徳三の「生存権の社会政策」論)
  • 補論 「原発と震災」と社会政策論の課題—「国家独占資本主義社会政策論」の一展開(「原発と震災」の国家独占資本主義との関連;「原発と震災」が提起している社会政策論;原発廃棄のための社会政策論)

「BOOKデータベース」 より

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