サイクス=ピコ協定百年の呪縛
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書誌事項
サイクス=ピコ協定百年の呪縛
(新潮選書, . 中東大混迷を解く||チュウトウ ダイコンメイ オ トク)
新潮社, 2016.5
- タイトル別名
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サイクスピコ協定百年の呪縛
サイクス=ピコ協定 : 百年の呪縛
- タイトル読み
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サイクス=ピコ キョウテイ ヒャクネン ノ ジュバク
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注記
参考文献: p140-141
内容説明・目次
内容説明
百年前の「秘密協定」は、本当に諸悪の根源なのか?いまや中東の地は、ヨーロッパへ世界へと難民、テロを拡散する「蓋のないパンドラの箱」と化している。1916年、英・仏の協定によって地図の上に無理やり引かれた国境線こそが、その混乱を運命づけたとする説が今日では専らだ。しかし、中東の歴史と現実、複雑な国家間の関係を深く知らなければ、決して正解には至れない。危機の本質を捉える緊急出版!
目次
- 第1章 サイクス=ピコ協定とは何だったのか(分かった気にさせるマジックワード;二種類の批判;中東問題への「解決策」 ほか)
- 第2章 露土戦争と東方問題の時代(新しい「東方問題」;クリミア併合で蘇るロシアの「南下政策」;露土戦争の中東史 ほか)
- 第3章 クルドの夢はなるか?(シリア北部のクルド「独立」への一歩;注目すべき米国とロシアの反応;「民族」と「国家」の偶然性 ほか)
- 第4章 再び難民の世紀へ(二十世紀は難民の世紀;オスマン帝国崩壊と難民;アルメニア人虐殺とは ほか)
- 第5章 アラビアのロレンスと現代(映画『アラビアのロレンス』に見る中東国際政治;メディアと国際政治;「老人の和平」は可能か)
「BOOKデータベース」 より