真理と正当化 : 哲学論文集
著者
書誌事項
真理と正当化 : 哲学論文集
(叢書・ウニベルシタス, 1044)
法政大学出版局, 2016.6
- タイトル別名
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Wahrheit und Rechtfertigung : philosophische Aufsätze
- タイトル読み
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シンリ ト セイトウカ : テツガク ロンブンシュウ
大学図書館所蔵 件 / 全182件
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注記
その他の訳者: 大竹弘二, 木前利秋, 鈴木直
標題紙裏の独文タイトル (誤植): Warhrheit und Rechtfertigung : philosophische Aufsätze
原著増補版 (Suhrkamp, 2004) の翻訳
内容: 序論: 語用論的転回後の実在論, 第一部: 解釈学から形式語用論へ(第一章「解釈学的哲学と分析哲学」, 第二章「相互了解の合理性」), 第二部: 間主観性と客観性(第三章「カントからヘーゲルへ」, 第四章「脱超越論化の道」), 第三部: ディスクルスと生活世界における真理(第五章「真理と正当化」-第七章「「正当性」対「真理」」), 第四部: 哲学の限界(第八章「再び、理論と実践の関係について」), 訳者解説(三島憲一), 訳者あとがき(大竹弘二, 鈴木直, 三島憲一), 人名索引
収録内容
- 語用論的転回後の実在論 / 鈴木直訳
- 解釈学的哲学と分析哲学 : 言語論的転回のふたつの相互補完的バージョンについて / 三島憲一訳
- 相互了解の合理性 : コミュニケーション的合理性という概念に関するスピーチアクト理論からの解説 / 三島憲一訳
- カントからヘーゲルへ : ロバート・ブランダムの言語語用論 / 大竹弘二, 三島憲一訳
- 脱超越論化の道 : カントからヘーゲルへ、そしてヘーゲルからカントへ / 大竹弘二訳
- 真理と正当化 : リチャード・ローティの語用論的転回 / 三島憲一訳
- 価値と規範 : ヒラリー・パトナムのカント的プラグマティズムへの注釈 / 鈴木直, 木前利秋訳
- 「正当性」対「真理」 : 道徳的な判断と規範が当為として妥当することの意味について / 鈴木直訳
- 再び、理論と実践の関係について / 大竹弘二訳
内容説明・目次
内容説明
哲学の限界を超えて。ローティ、ブランダム、パトナム、ヘーゲル、カントなどを言語論的カント主義の流れをくむプラグマティズム的認識実在論において論じ、ドイツ観念論を分析哲学の用語で書き換え、英米系の分析哲学と、大陸系の政治哲学や社会哲学という大きな二つの流れが架橋可能であることを明快に示す。哲学史を刷新し、理論と実践の関係に、新たな展望をもたらす。
目次
- 語用論的転回後の実在論
- 第1部 解釈学から形式語用論へ(解釈学的哲学と分析哲学—言語論的転回のふたつの相互補完的バージョンについて;相互了解の合理性—コミュニケーション的合理性という概念に関するスピーチアクト理論からの解説)
- 第2部 間主観性と客観性(カントからヘーゲルへ—ロバート・ブランダムの言語語用論;脱超越論化の道—カントからヘーゲルへ、そしてヘーゲルからカントへ)
- 第3部 ディスクルスと生活世界における真理(真理と正当化—リチャード・ローティの語用論的転回;価値と規範—ヒラリー・パトナムのカント的プラグマティズムへの注釈;「正当性」対「真理」—道徳的な判断と規範が当為として妥当することの意味について)
- 第4部 哲学の限界(再び、理論と実践の関係について)
「BOOKデータベース」 より