武士はなぜ歌を詠むか : 鎌倉将軍から戦国大名まで
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武士はなぜ歌を詠むか : 鎌倉将軍から戦国大名まで
(角川選書, 572)
KADOKAWA, 2016.6
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ブシ ワ ナゼ ウタ オ ヨムカ : カマクラ ショウグン カラ センゴク ダイミョウ マデ
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Note
角川学芸出版 平成20年刊の改訂
参考文献: p269-275
略年表: p276-277
Description and Table of Contents
Description
戦乱の続いた中世の武家社会では、和歌は必須の教養であり「力」であった。一門や家臣との結束をはかるため、あるいは他国との交渉の場面で、また神仏との交流をはかる意味でも、自らの支配を確かにするために和歌を使ったのだった。武家政権の発祥地である関東を中心に、鎌倉将軍宗尊親王、室町将軍足利尊氏、江戸城を築いた名将太田道潅、そして今川・武田・北条の戦国大名を取り上げ、武士の実像を探る。
Table of Contents
- 序章 源氏将軍と和歌
- 第1章 歌人将軍の統治の夢—宗尊親王と鎌倉歌壇
- 第2章 乱世の和歌と信仰—足利尊氏と南北朝動乱
- 第3章 武蔵野の城館と歌人—太田道潅と国人領主
- 第4章 流浪の歌道師範—冷泉為和の見た戦国大名
- 終章
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