心理療法という謎 : 心が治るとはどういうことか
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心理療法という謎 : 心が治るとはどういうことか
(河出ブックス, 096)
河出書房新社, 2016.7
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心理療法という謎 : 心が治るとはどういうことか
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シンリ リョウホウ トイウ ナゾ : ココロ ガ ナオル トワ ドウイウ コト カ
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Description and Table of Contents
Description
人の心が病むのはなぜか。それはどのようにしたら治るのか—精神分析、認知行動療法、来談者中心療法、ナラティヴ・セラピー…「心の病」の理論や治療法は数多いが、苦しんでいる人にとってどれが最良なのかわかりにくい。心はいかに治されてきたか、その歴史的経緯をたどりつつ、「人間のあり方」の本質を探究し、心理療法の共通原理を考える。
Table of Contents
- 1 心はいかにして治されてきたか?—心理療法の理論と歴史(心理療法の歴史;深層心理学的な心理療法—精神分析の系譜;実証科学的な心理療法—認知行動療法の系譜;実存主義的な心理療法—パーソンセンタード・アプローチの系譜;構成主義的な心理療法—家族療法からナラティヴ・セラピーへ;どの心理療法が優れているのか?)
- 2 心が病むのはなぜか?—人間の存在本質と心の病(心の病はなぜ生じるのか?;心の病の本質論—フロイトから現象学へ;“心が病む”とはどういうことか?;“自由の主体”の発達;不安からの脱出と自由への道)
- 3 心の治療とは何か?—心理療法の本質と原理(多様な心理療法に共通する要因とは?;心理療法にとって無意識とは?;各種セラピーの再検討;心理療法の本質とは何か?;現代社会と心理療法)
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