長崎奉行の歴史 : 苦悩する官僚エリート
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書誌事項
長崎奉行の歴史 : 苦悩する官僚エリート
(角川選書, 574)
KADOKAWA, 2016.7
- タイトル読み
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ナガサキ ブギョウ ノ レキシ : クノウ スル カンリョウ エリート
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注記
主要参考文献: p200-204
内容説明・目次
内容説明
江戸屈指の名老中・松平定信に「長崎は日本の病の一つ」と言わせた難治都市・長崎。長崎奉行所、町人、九州諸藩蔵屋敷、異国人が活動する出島、唐人屋敷…さまざまな集団の複雑な思惑やパワーバランスの上に成り立っていた。17〜19世紀、海防や密貿易、キリシタン禁制など、文化的政治的な葛藤と軋轢に立ち向かった江戸の官僚エリート「長崎奉行」の歴史に迫る。
目次
- プロローグ
- 第1章 将軍の買物掛から長崎支配へ—十七世紀(長崎奉行の濫觴;将軍の買物掛 ほか)
- 第2章 貿易と都市支配をめぐる矛盾—十八世紀前半(十八世紀の長崎奉行;幻の宝永新例 ほか)
- 第3章 二つの路線のはざまで—十八世紀後半(長崎をめぐる二つの路線;長崎奉行の役得 ほか)
- 第4章 長崎奉行を困らせる人々—十九世紀(十九世紀の長崎奉行;長崎奉行と下僚 ほか)
- エピローグ 幕末への展望
「BOOKデータベース」 より