日本陸軍と中国 : 「支那通」にみる夢と蹉跌
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日本陸軍と中国 : 「支那通」にみる夢と蹉跌
(ちくま学芸文庫, [ト-16-1])
筑摩書房, 2016.8
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日本陸軍と中国 : 支那通にみる夢と蹉跌
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ニホン リクグン ト チュウゴク : 「シナツウ」 ニ ミル ユメ ト サテツ
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Note
単行本は1999年12月講談社刊
叢書番号はブックジャケットによる
年表: p275-283
参照文献: p295-304
Description and Table of Contents
Description
中国スペシャリストとして、戦前の対中外交を率いた陸軍「支那通」。その代表的人物・佐々木到一は、孫文はじめ中国国民党の要人と深い親交を結び、第二次北伐に際しては国民革命軍にも従軍した。しかし、その後、支那事変(日中戦争)では南京攻略戦に参加して、いわゆる南京「虐殺」の当事者となり、戦後、激しい批判にさらされることになる。革命に共感を寄せ、日中提携を夢見た彼らが、結果としてなぜ泥沼の支那事変へと両国を導くことになったのか。われわれは、どこで道を誤ってしまったのか?「支那通」の思想と行動を通して、戦前の日中関係の深層に迫る。
Table of Contents
- 序章 陸軍支那通とは何か
- 第1章 陸軍支那通の誕生
- 第2章 中国軍閥と支那通
- 第3章 新支那通の登場
- 第4章 ナショナリズムの相剋
- 第5章 日中衝突
- 終章 支那通の功罪
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