ことばの地理学 : 方言はなぜそこにあるのか

Bibliographic Information

ことばの地理学 : 方言はなぜそこにあるのか

大西拓一郎著

大修館書店, 2016.9

Other Title

方言はなぜそこにあるのか

Title Transcription

コトバ ノ チリガク : ホウゲン ワ ナゼ ソコ ニ アルノカ

Available at  / 272 libraries

Note

参考文献: 各章末

Description and Table of Contents

Description

「カタツムリ」の方言分布は本当に同心円か?柳田国男の方言周圏論で有名な「カタツムリ」「マイマイ」「ツブリ」等の分布も、ていねいに検証してみると疑問点が…。川や海の交通網、家族制度、人口密度など、多彩な視点から「土地」と「ことば」の結びつきの謎に迫り、方言研究の新たな地平を切り拓く。

Table of Contents

  • 序 「方言はなぜそこにあるのか」
  • 第1章 川をのぼった「言わん」の「ん」—方言と塩を運んだ川の道
  • 第2章 もうけ話はことばを伝えない—サカイと海の道
  • 第3章 せめぎ合いで変わった活用—山の攻防
  • 第4章 太陽がノボラサッタ(お昇りになった)、花がサケル(咲くことができる)—山の思考
  • 第5章 家に「おられる」父親との隔たり—敬語と家族制度
  • 第6章 九州と東北のタケカッタ(高かった)—人口とことば
  • 第7章 「おら、行くだ」と「おめえ、行くずら」—「いなか」のことば
  • 第8章 なぜ方言はあるのか
  • 第9章 ことばの地理学

by "BOOK database"

Details

Page Top