共感と自己愛の心理臨床 : コフート理論から現代自己心理学まで

書誌事項

共感と自己愛の心理臨床 : コフート理論から現代自己心理学まで

安村直己著

創元社, 2016.9

タイトル読み

キョウカン ト ジコアイ ノ シンリ リンショウ : コフート リロン カラ ゲンダイ ジコ シンリガク マデ

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注記

参考文献: p240-248

内容説明・目次

内容説明

「自己愛」の傷つきに苦しむ現代のクライエントの心理的援助、その成否はセラピストの「共感」にかかっている—共感と自己愛について画期的な理論を打ち立てたコフートや現代自己心理学の臨床的意義を著者自らの豊富な事例と照らし合わせながら考察する。

目次

  • 第1部 共感と自己愛の諸問題とコフートの自己心理学(心理療法の指針としての共感体験;「悲劇人間」の精神分析—ハインツ・コフートの生涯と自己心理学;心理療法における自己愛と甘えの諸問題)
  • 第2部 コフートと他学派との比較と心理臨床(「甘え」理論とコフートの自己心理学;ロジャースのクライエント中心療法とコフートの自己心理学;自己愛障害をめぐる現代ユング派とコフートの接近)
  • 第3部 現代自己心理学と心理臨床(臨床場面における治療的相互交流の共同構築;間主観的アプローチからみた治療的やり取り;現代自己心理学における「共感」の探究;心理療法における自己体験の治療的変化)

「BOOKデータベース」 より

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