書誌事項

ティラン・ロ・ブラン

J.マルトゥレイ, M.J.ダ・ガルバ作 ; 田澤耕訳

(岩波文庫, 赤(32)-738-1, 2, 3, 4)

岩波書店, 2016.10-2017.1

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タイトル別名

Tirant lo Blanc

ティランロブラン

タイトル読み

ティラン・ロ・ブラン

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注記

原著 (1490) の全訳

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784003273814

内容説明

ドン・キホーテが読みふけり、正気を失う原因となった「世界一」の騎士道小説。騎士ティラン・ロ・ブランの地中海を巡る冒険と、絶世の美姫との愛の日々が、絢爛豪華な宮廷生活を背景に活写される。バルガス=リョサによる日本語版への序文を付す。
巻冊次

2 ISBN 9784003273821

内容説明

ロードス島の勝利により武名が地中海全域に知れ渡ったティランのもとに、スルタンとグラン・トゥルクの軍勢に脅かされているギリシャ帝国皇帝から救援の依頼がとどく。帝都に到着したティランは王女カルマジーナのあまりの美しさに一目惚れし…。

目次

  • コンスタンチノープルの皇帝がシチリア王に宛てた書状。
  • ティランがコンスタンチノープルに赴いて皇帝を救ってくれるよう、シチリア王は自らの希望として、また、皇帝になり代わっていかに懇願したか。
  • ティランはいかにコンスタンチノープルに到着し、皇帝はティランに何と言ったか。
  • 皇帝の娘を見て、ティランの心はいかに愛の女神ビーナスの矢に射抜かれたか。
  • 恋の罠にはまったティランにディアフェブスがかけた慰めのことば。
  • ティランの愛の嘆き。
  • 恋についてディアフェブスがティランにした忠告。
  • 皇帝が会議でティランに対して行った提案。
  • 御前会議においてティランは皇帝にいかなる返答をしたか。
  • 悪しきキリスト教徒である騎士に対し、皇帝が会議の席上で述べたこと。〔ほか〕
巻冊次

3 ISBN 9784003273838

内容説明

壮絶な戦闘を背景に、男女の愛憎が交錯する—恋愛に奥手なティランと皇女の恋、それに横恋慕する皇女の乳母、従者イポリトと皇后の不倫…。そして、ふたたびトルコ軍の脅威が増して出陣するも、ティランの船は嵐に弄ばれて北アフリカに流れ着く。
巻冊次

4 ISBN 9784003273845

内容説明

北アフリカでティランは囚われの身となるも、ついにはイスラム教国を軍事的に征服したばかりかキリスト教に改宗させることに成功する。そして、ギリシャ帝国への帰途につき、想い姫とめでたく婚約したのだが、好事魔多し…。騎士道小説の金字塔、全四冊完結。

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB22274408
  • ISBN
    • 9784003273814
    • 9784003273821
    • 9784003273838
    • 9784003273845
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    cat
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    4冊
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 親書誌ID
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