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近代ヨーロッパとキリスト教 : カトリシズムの社会史

中野智世 [ほか] 編著

勁草書房, 2016.10

タイトル読み

キンダイ ヨーロッパ ト キリストキョウ : カトリシズム ノ シャカイシ

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注記

その他の編著者: 前田更子, 渡邊千秋, 尾崎修治

内容説明・目次

内容説明

宗教問題が頻発する「ポスト世俗化時代」。近代ヨーロッパにおける宗教の役割を、歴史を辿りながら再考する。

目次

  • 第1部 教育・文化と信仰継承(神のいる学校—一九世紀フランスにおける女性教師の養成;社会主義政権下での宗教実践—スターリン期ポーランドの新興工業都市の暮らし)
  • 第2部 近代政治とカトリック(カトリシズム・リベラリズム・デモクラシー—ラムネ、トクヴィルの見たアイルランド;言論統制下のカトリック—スペイン・フランコ独裁における経験;もうひとつの「近代政治」—オランダのカトリック政党と「豊かなローマ的生活」)
  • 第3部 工業化・都市化のなかの聖職者(労働者の司教ケテラー—一九世紀ドイツの社会問題とカトリック社会思想;世紀転換期ドイツの赤い司祭—H.ブラウンスとカトリック労働運動;都市化とカトリック教会—ピエール・ランドが見た両大戦期のパリ郊外)
  • 第4部 社会問題とカトリックの世界観(奇蹟の聖地と医師—ルルド傷病者巡礼を通してみる宗教と科学;マフィアとカトリック教会—犯罪と悔悛;カトリック慈善の近代—ドイツ・ヴァイマル福祉国家におけるカリタス)

「BOOKデータベース」 より

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