風土記 : 日本人の感覚を読む

書誌事項

風土記 : 日本人の感覚を読む

橋本雅之著

(角川選書, 577)

KADOKAWA, 2016.10

タイトル読み

フドキ : ニホンジン ノ カンカク オ ヨム

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注記

引用文献および参考文献: p197-201

内容説明・目次

内容説明

七一三年、各国に下された官命に基づいて編纂された「風土記」。各地に伝わる伝説や地名の由来、風土の特徴などを記す、その地誌としての性格をふまえ読み解けば、日本文化の深層が見えてくる—。「天の羽衣」伝説に表れる日本人特有の罪と恥の意識、古代の人々の時間に対する認識や、村を中心とした空間のとらえ方などを通して、日本人のこころを解き明かす。

目次

  • 第1章 「風土記」とはなにか
  • 第2章 「風土記」の時間(「風土記」の時間認識—「古」「昔」「今」;神の歴史—オオナムチ神話の国作り;天皇の歴史—風土記の巡行伝説;祖先の歴史—「祖」「初祖」「遠祖」「始祖」「上祖」の世界)
  • 第3章 「風土記」の空間(神話の空間認識;里長の役割と「里の伝承」;巡行伝承の空間的再配置)
  • 第4章 「風土記」からみた日本文化(松になった男女の「罪」と「恥」;天女の追放)
  • 終章 「風土記史観」でみた古代の日本

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB22352909
  • ISBN
    • 9784047035829
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    201p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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