モテる構造 : 男と女の社会学
Author(s)
Bibliographic Information
モテる構造 : 男と女の社会学
(ちくま新書, 1216)
筑摩書房, 2016.11
- Title Transcription
-
モテル コウゾウ : オトコ ト オンナ ノ シャカイガク
Available at / 206 libraries
-
Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
367.2||Y19110070006
-
University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-C44-121610016011138
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
女は女らしく、男は男らしく—。旧態依然とした価値観だが、どっこい今も生き残っている。どうしてなのだろうか?性別の「らしさ規範」(女らしさ・男らしさ)が社会から消えないのは、どういう相手を性愛の対象として好きになるかという、人間の「感情」に固く結びつけられているからだ。しかも面倒なことに、性別規範は男女非対称にできている。だから「できる女はモテる」ということにはならない。本書では、社会的な性別機能の身も蓋もない現実を、透徹した視線で分析。男女それぞれの生き難さのカラクリを解剖し、社会構造変化の中でそれがどう変わりうるのかを俯瞰する。
Table of Contents
- 第1章 男と女の関係学
- 第2章 男らしさ・女らしさとは何か?
- 第3章 性別規範の機能—社会にどのように利用されているか
- 第4章 性差別の背景—できる女はモテないか?
- 第5章 近代社会の構造転換—男女の生き難さの変貌
- 第6章 ジェンダーの発達理論
- 第7章 ケアは女の役割か—男が触ると「いやらしい」?
by "BOOK database"