書誌事項

内的時間意識の現象学

エトムント・フッサール著 ; 谷徹訳

(ちくま学芸文庫, [フ21-5])

筑摩書房, 2016.12

タイトル別名

Zur Phänomenologie des inneren Zeitbewußtseins

タイトル読み

ナイテキ ジカン イシキ ノ ゲンショウガク

大学図書館所蔵 件 / 116

この図書・雑誌をさがす

注記

叢書番号はブックジャケットによる

索引: 巻末pi-v

内容説明・目次

内容説明

現代哲学、思想、そして科学にも大きな影響を及ぼしている名著の新訳。フッサールの現象学はなによりも学問の基礎づけを目指すが、その際「いちばん根底に横たわる」問題が時間である。時間は一瞬で流れ去るのに、多くのものはなぜ持続的に「存在する」ということが可能なのか。フッサールは、「客観的時間」というものへの信憑を括弧に入れて、それが意識のなかでどのように構成されるのかを解明する。そして、時間を構成する意識それ自体が時間のなかに現れてくるという根本的な事態に光を当て、「意識の壮大な生体解剖」を行う。詳密な訳註と解説を付し、初心者の理解を助ける。

目次

  • 第1章 一九〇五年の内的時間意識についての諸講義(序論;ブレンターノによる時間の根源についての学説;時間意識の分析;時間の構成と時間客観の構成)
  • 第2部 一九〇五‐一九一〇年の時間意識の分析への追記と補足(原印象とその“諸変様の連続体”;準現在化と空想—印象と想像;知覚と想起との繋がり志向—時間意識の諸様態;再想起と、時間客観および客観的時間の構成;知覚と知覚されるものとの同時性 ほか)

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2266871X
  • ISBN
    • 9784480097682
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    ger
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    662, vp
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ