シャボテン幻想
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シャボテン幻想
(ちくま学芸文庫, [リ-9-1])
筑摩書房, 2016.12
- タイトル読み
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シャボテン ゲンソウ
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シャボテン幻想
2016.12.
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シャボテン幻想
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注記
叢書番号はブックジャケットによる
単行本は1983年, 北宋社より刊行
内容説明・目次
内容説明
「シャボテンは、—この不思議な植物は、それが生えていた砂漠の、人煙絶えたはるかかなたの世界の孤独を、一本々々影ひいて持って来ている。雲もなく晴れて刳れた空の下の、ただ焼け石と砂ばかりの世界に、淋しく乾いた音をたてて風が吹き抜けている」作家・龍膽寺雄は小説執筆の傍らシャボテン栽培に打込み、世界的な研究者となった。多くの入門書、専門書、写真集を刊行したが、中でも本書はシャボテンへの偏愛が横溢した随想集で、彼の説く「荒涼の美学」、「寂寥の哲学」はいまだ多くの愛好家を惹きつけてやまない。
目次
- 荒涼の美学(生きた心臓を捧げる 古代アステカの神饌;世界で一番珍奇な植物;大自然の建築設計;砂漠の救世主;『死の谷』『悪魔の花園』の同伴者;砂漠が生んだ近代造型;植物のいろごと遊び;アンデスの孤独;怪奇な生態;感情を動かす植物(?))
- 詩篇
「BOOKデータベース」 より