科学報道の真相 : ジャーナリズムとマスメディア共同体
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書誌事項
科学報道の真相 : ジャーナリズムとマスメディア共同体
(ちくま新書, 1231)
筑摩書房, 2017.1
- タイトル読み
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カガク ホウドウ ノ シンソウ : ジャーナリズム ト マスメディア キョウドウタイ
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注記
注: p272-277
内容説明・目次
内容説明
なぜ新聞・テレビの報道で失敗がおこるのか。そして市民の不信感を起きおこすのか?長年科学報道の第一線に身をおいていた著者が、福島第一原発事故・STAP細胞事件・地球温暖化など、著名な事例を検証。さらに、研究機関や政府側からの発表攻勢、報道機関の自主規制、科学的不確実性の伝え方、社内組織のパワーバランスなど、科学報道がかかえる問題を分析。科学事件の構造、マスメディア自体が直面する課題を、生々しい現場から浮き彫りにする。
目次
- 序章 科学報道はなぜうまくいかないのか
- 第1章 メディアはなぜ見抜けなかったのか—STAP細胞問題
- 第2章 なぜ大本営発表報道といえるのか—福島第一原発事故
- 第3章 懐疑論をどう「公平・中立」に報道するのか—地球温暖化問題
- 第4章 マスメディア共同体の構造
- 第5章 「客観報道」と「公平・中立報道」の問題点を考える
- 終章 科学ジャーナリストは科学者とどう向きあうべきか
「BOOKデータベース」 より