数学基礎論
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数学基礎論
(ちくま学芸文庫, [マ-41-1])
筑摩書房, 2017.1
- タイトル読み
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スウガク キソロン
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注記
単行本は1990年3月放送大学教育振興会より刊行
シリーズ番号はブックジャケットによる
文献あり
内容説明・目次
内容説明
数学基礎論—それは20世紀とともに始まった、新しい数学の分野である。その黎明期には、カントルやラッセルによって相次いで見出された集合論のパラドックス、そして、ゲーデルの不完全性定理など、数学の根幹を揺るがす発見が続いた。しかし数学基礎論は、決して数学の息の根を止めてしまったのではない。「ミレニアム懸賞問題」として知られるP=NP問題(P≠NP予想)やファジー論理、さらには人工知能との関わりなど、数学の最先端を切り開く分野でもあるのだ。日本を代表する数学基礎論の大家がその歴史、および現代的なトピックについて平易に解説した入門書。
目次
- 数学における集合論的方法
- 集合論の公理
- 数学的命題の形式化
- 数学的推論の形式化
- 数学的証明の形式化
- ゲーデル数
- 不完全性定理
- 自然数論の形式化
- 自然数論に対する無矛盾性証明の必要性
- 自然数論の無矛盾性証明のアイディア
- 直観論理
- ファジー論理
- 計算論
- 集合論の課題
- 基礎論の将来
「BOOKデータベース」 より