天皇と和歌 : 国見と儀礼の一五〇〇年

書誌事項

天皇と和歌 : 国見と儀礼の一五〇〇年

鈴木健一著

(講談社選書メチエ, 641)

講談社, 2017.1

タイトル別名

天皇と和歌 : 国見と儀礼の1500年

タイトル読み

テンノウ ト ワカ : クニミ ト ギレイ ノ センゴヒャクネン

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注記

主要参考文献: p192-198

内容説明・目次

内容説明

被災地やかつての戦地を訪れ、その思いを歌に詠む現代の天皇—。和歌と天皇は、万葉の時代から、多彩かつ強固に結びついてきた。ライバルを次々と倒して即位した雄略天皇は“愛”の歌を詠み、二十一もの勅撰和歌集が五百年以上をかけて編まれ、歌道の秘伝「古今伝受」は、「御所伝受」として江戸時代に存続し、明治天皇は、生涯に十万首におよぶ歌を詠んだ。和歌を通して見えてくる、「日本社会にとっての天皇」とは。

目次

  • 序章 現代の皇室と和歌
  • 第1章 “愛”という権力—『万葉集』の時代
  • 第2章 血筋の権威と勅撰集—平安時代
  • 第3章 武力と対決する和歌—鎌倉・室町時代
  • 第4章 文化を体現する天皇—江戸時代
  • 第5章 “国民国家”を詠む—明治時代以降
  • 終章 和歌文学の未来へ

「BOOKデータベース」 より

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