人種戦争という寓話 : 黄禍論とアジア主義

書誌事項

人種戦争という寓話 : 黄禍論とアジア主義

廣部泉著

名古屋大学出版会, 2017.1

タイトル別名

人種戦争という寓話 : 黄禍論とアジア主義

黄禍論とアジア主義

タイトル読み

ジンシュ センソウ ト イウ グウワ : コウカロン ト アジア シュギ

大学図書館所蔵 件 / 164

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: 巻末p13-25

内容説明・目次

内容説明

欧州発のアジア連合脅威論は、西海岸に押し寄せる移民への視線と結びつき、アメリカを「黄禍」の不安に陥れた。ジャーナリズムを介して増幅していく人種主義的言説は、鏡像たるアジア主義と作用し合い、日米関係にいかなる影響を及ぼしたのか。

目次

  • 序章
  • 第1章 日清戦争と日露戦争—日本脅威論の形成
  • 第2章 第一次世界大戦とパリ講和会議—人種差別撤廃案の挫折
  • 第3章 排日移民法と全亜細亜民族会議—黄禍論とアジア主義の鏡像関係
  • 第4章 満洲事変から盧溝橋事件前夜まで—盛り上がるアジア主義運動
  • 第5章 日中戦争という矛盾—日本の対外政策へのアジア主義の侵入
  • 第6章 真珠湾攻撃の衝撃—米国の戦争政策への人種主義の関与
  • 終章

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ