経済からみた国家と社会

書誌事項

経済からみた国家と社会

西部忠編

(リーディングス戦後日本の思想水脈, 8)

岩波書店, 2017.1

タイトル読み

ケイザイ カラ ミタ コッカ ト シャカイ

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注記

採録作品一覧・著者略歴: p347-351

内容説明・目次

内容説明

戦後復興から経済成長、バブルの膨張と崩壊を経て現在の長期不況に至る日本経済の戦後史—重化学工業から情報・サービス産業へと向かう産業構造の変動は、社会の様相を変え、「モノ」から「コト」へ、価値と行動の規範を揺るがしてきた。共同体の破綻を予感させるグローバル金融資本主義社会を迎える今、思想の可能性はどこにあるのか。資本主義と社会主義、貨幣と市場、国家と市民など、様々な切り口からその系譜を辿りながら、「経済思想」の希望を探る18篇。

目次

  • 1 占領・戦後復興—傾斜生産方式とインフレーション
  • 2 成長と変革—共同体、国家独占資本主義、市民社会、マルクス主義
  • 3 市場とその外部—資源枯渇、環境保護、フェミニズム
  • 4 日本経済社会の特殊性—法人資本主義、日本文化論、大衆的富裕化
  • 5 グローバルと反グローバル—セーフティーネット、格差、会社
  • 6 ポスト資本主義、中国と東アジア共同体

「BOOKデータベース」 より

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