情報法のリーガル・マインド

書誌事項

情報法のリーガル・マインド

林紘一郎著

勁草書房, 2017.2

タイトル別名

Legal minds on information law

情報法のリーガルマインド

タイトル読み

ジョウホウ ホウ ノ リーガル マインド

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注記

引用文献: p293-304

内容説明・目次

内容説明

ドローンや自動運転車が起こした事故の責任ははたして誰がとるのか?情報通信の現場を率い、法学と経済学を収めた著者ならではの知見を駆使し、情報法の俯瞰図を描く。「営業秘密は知的財産としてではなく、秘密として管理すべき」「ヒトがデータを所有するのではなく、データがヒトと帰属関係を持つに過ぎない。あくまでもデータが主体」「情報流通の不可逆性を前提にすれば、差止と削除命令など手続的な正義実現の重要性が増す」など、情報法に特有の法的現象を摘出したリーガル・マインドを提示する。

目次

  • 第1章 情報の特質と法のあり方(情報法の非連続とレイヤ構造;主体と客体の新しい見方 ほか)
  • 第2章 法的規律の対象としての情報:有体物アナロジーの工夫と転回(「情報の自由な流通」と「公正な利用」原則;知的財産(情報財)の保護と著作権の代表性 ほか)
  • 第3章 品質の表示と責任:情報による品質保証の可能性と限界(品質保証;表示の偽装と法的対応 ほか)
  • 第4章 情報法の将来:情報によって法律行為を規律する(参照モデルとしての「信任」関係;「誤りやすい個人」と信頼関係 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB23044254
  • ISBN
    • 9784326403349
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    viii, 307p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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