「自白」はつくられる : 冤罪事件に出会った心理学者
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書誌事項
「自白」はつくられる : 冤罪事件に出会った心理学者
(叢書・知を究める, 10)
ミネルヴァ書房, 2017.2
- タイトル別名
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自白はつくられる : 冤罪事件に出会った心理学者
- タイトル読み
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ジハク ワ ツクラレル : エンザイ ジケン ニ デアッタ シンリ ガクシャ
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内容説明・目次
内容説明
なぜ“冤罪”という過ちは起こるのか。40年にわたり冤罪事件に向き合ってきた「心理学者」が、被疑者の「渦中の視点」から自白の意味を読み解く途を探る。
目次
- 終わらない「事件」たちとの出会いから
- 第1部 「事件」を語ることばの世界(「事件」に迫る心理学を模索して;語りの臨場モデル)
- 第2部 「自白」の謎に出会う(冤罪事件の最大の暗部である虚偽自白;犯人を演じる—「賢いハンス」現象)
- 第3部 虚偽自白の罠を解く(虚偽自白の根にある対話;自白的関係に抱き込まれた語り;もう一つの虚偽自白—真犯人もまた虚偽の自白に落ちる)
- 第4部 「事実認定学」のために(日本型「精密司法」の悪弊;冤罪事件に終わりはない)
「BOOKデータベース」 より