書誌事項

朝廷権威の復興と京都画壇 : 江戸時代後期

五十嵐公一, 武田庸二郎, 江口恒明著

(天皇の美術史, 5)

吉川弘文館, 2017.4

タイトル別名

The late Edo period : the revival of imperial authority and the Kyoto painting world

タイトル読み

チョウテイ ケンイ ノ フッコウ ト キョウト ガダン : エド ジダイ コウキ

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注記

参考文献: p68-69

内容説明・目次

内容説明

天明の大火を契機に変化した江戸時代後期の朝廷と絵師の関係を、土佐家・鶴沢家ら京都在住の絵師の活動から明らかにする。史料を博捜し、御所障壁画制作の実態や絵師たちの序列と格付けから京都画壇の実像に迫る。

目次

  • 総説 江戸時代最後の三人の天皇
  • 第1章 寛政の御所造営と十九世紀の京都画壇(幕府御絵師と禁裏御絵師の組織比較;御所造営の基本方針;絵師の選定過程;画料をめぐる確執;画様の治定と粉本;寛政の造営後の京都画壇)
  • 第2章 禁裏御用と絵師の「由緒」・「伝統」(禁裏障壁画と身分秩序の維持;宮中儀礼の記録図の制作;幕府御絵師の禁裏御用)
  • 第3章 安政の御所造営と文久の修陵(江戸時代最後の御所造営;安政の御所造営、その後;文久の修陵という大事業;文久山陵図とは何か;幕末そして御一新)

「BOOKデータベース」 より

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