運命の絵
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運命の絵
(中野京子と読み解く)
文藝春秋, 2017.3
- タイトル読み
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ウンメイ ノ エ
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注記
「運命の絵」(「オール讀物」2016年6月号-2017年3月号)、および「中野京子の「名画が語る西洋史」」(「文藝春秋」2014年3月号、5月号、10月号、2015年4月号、6月号、2016年4月号、8月号) に大幅に加筆し、再編集したもの
内容説明・目次
内容説明
とめられぬ恋、終わらぬ戦い、狂気の先には!?画家の人生を変えた一枚、運命の瞬間を留めた名画—。英雄の葛藤、恍惚のとき、流転の始まり…。描いた者、観る者の心を揺さぶるドラマに迫る!
目次
- ローマ帝国の栄光と邪悪—ジェローム『差し下ろされた親指』
- 擬人化された「運命」—ベッリーニ『好機』/デューラー『ネメシス』
- 一度見たら忘れない—ムンク『叫び』
- 夜明けの皇帝—ダヴィッド『書斎のナポレオン一世』
- 謎々を解いた先に—モロー『オイディプスとスフィンクス』/シュトゥック『スフィンクスの接吻』
- アレクサンダー大王、かく戦えり—アルトドルファー『アレクサンドロスの戦い』
- 風景画の誕生—ホッベマ『ミッデルハルニスの並木道』
- 事故か、宿命か—ブローネル『自画像』/同『魅惑』
- クリノリンの女王—ヴィンターハルター『皇后ウジェニー』
- ドイツ帝国誕生への道—メンツェル『ヴィルヘルム一世の戦線への出発』
- 愛する時と死せる時—アングル『パオロとフランチェスカ』/シェーフェル『パオロとフランチェスカ』
- ロココ式没落過程—ホガース『当世風結婚』1〜4
- 故国で行き倒れになるよりは—ブラウン『イギリスの見納め』
- 少年は森に消えた—ウォーターハウス『ヒュラスとニンフ』
- 聖痕の瞬間—マックス『アンナ・カタリナ・エンメリヒ』/ジョット『聖フランチェスコ』
- ヴェスヴィオ火山、大噴火—ブリューロフ『ポンペイ最後の日』/ショパン『ポンペイ最後の日』
- 感じるだけではわからない—ルノワール『シャルパンティエ夫人と子どもたち』
「BOOKデータベース」 より