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建築から見た日本古代史

武澤秀一著

(ちくま新書, 1247)

筑摩書房, 2017.4

タイトル読み

ケンチク カラ ミタ ニホン コダイシ

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注記

年表: p[16]-[17], p[138]-[139], p[244]-[245]

参考文献: p415-422

内容説明・目次

内容説明

建築とは、権力者たちが駆使した政治的言語である—。日本誕生の舞台となる古代において建築は、権力者が自らの権威を明らかにし、体現する文明の壮大さ、美意識の優越を高らかに宣言する最大最強のメディアであった。飛鳥寺、法隆寺、四天王寺から本薬師寺、伊勢神宮式年遷宮にいたるまで、建築様式や構造、配置パターンのなかに、母系と父系、天皇と律令、ナショナリズムと文明開化、それぞれの葛藤と融合を見いだし、まったく新しい日本古代史を組み上げ提示する。

目次

  • 1 開化(仏教公伝はどのような場でおこなわれたのか;仏教公伝とその後;飛鳥寺の出現;馬子の国家デザイン)
  • 2 胎動(画期としての舒明王権;テロにはじまる大化改新;法隆寺は二度生まれた;「天皇」の用語法について;天智と天武のあいだ)
  • 3 誕生(革命敢行;飛鳥凱旋;藤原京建設;後継の闇からアマテラスの成立へ;持統天皇の伊勢神宮;「生前退位」による「万世一系」)

「BOOKデータベース」 より

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