横光利一とその時代 : モダニズム・メディア・戦争
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書誌事項
横光利一とその時代 : モダニズム・メディア・戦争
(近代文学研究叢刊, 62)
和泉書院, 2017.3
- タイトル別名
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横光利一とその時代 : モダニズムメディア戦争
- タイトル読み
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ヨコミツ リイチ ト ソノ ジダイ : モダニズム・メディア・センソウ
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注記
初出一覧: p311-312
文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
映画的認識と文体、異文化=異言語体験の意義、戦時メディアにおけるラジオと活字の共犯関係、歿後70年を迎え横光利一の文学世界を再評価。
目次
- 第1部 横光利一とモダニズムの時代(モダニズムの光源—映画的認識と形式主義文学;「ナポレオンと田虫」—歴史である「かのやうに」;「純粋小説論」と主知主義とをめぐって;「故郷」としての「関西文化圏」—「三つの記憶」から)
- 第2部 異文化体験をめぐって(『上海』試論—身体と言語をめぐって;アジアへの旅愁—横光利一の“外地”体験;作品としての『歐洲紀行』—『旅愁』への助走;横光利一の回帰—欧州体験から『旅愁』へ;『旅愁』論のアポリア—ポストコロニアル・ナショナリズム研究の領域から;堀田善衛と上海—「祖国喪失」と「無国籍」のあいだで)
- 第3部 メディアと戦争をめぐって(「国民」統合の“声”の中で“書く”こと—時局雑誌『放送』に見る戦時放送と文芸(一);重層化する“声”の記憶—時局雑誌『放送』に見る戦時放送と文芸(二);『夜の靴』—“敗戦”という「不通線」;「微笑」論—横光利一の戦中・戦後)
「BOOKデータベース」 より